Amazing Tropical Fruits In Thai
タイ旅行にお出かけの際はどこに行きますか? 特にチェンマイは文化遺産になるお寺も多く、山も近いので遊ぶところはたくさんあります。
そして、地元の人が買い物に出かけるマーケットも旅の醍醐味の一つですよね。
日本人には物珍しい食材や果物がたくさんあり、見て回るだけでトキメキが止まりません。
今回は、個人的に大好きな東南アジアのトロピカルフルーツの写真を集めてみました。
そして、イメージが伝わればと 独断と偏見 で オノマトペ も付けてみたので楽しんで頂けたら嬉しいです。

オノマトペとは、状態や感情、あるいは動物の鳴き声や物音を、模倣したものであり、その中には「 擬音語 」と「 擬態語 」がある。「 擬音語 」とは、物音や動物の鳴き声など、人間の発声器官以外のものから出た音を、人間の音声で模倣したものである。

ブラブラ する
ニコニコ 笑う
胸が ドキドキ する とかの音だよ
日本語を勉強している外国の人には、これを理解するのむずかしいんだって
出典 : 日本語再発見
☝︎ タイで果物を食べる時の注意点

日本は、私たちが思ってる以上に衛生的な国です。
海外旅行の際に、渡航先の水や屋台のご飯が合わずに、体調を崩してしまう旅行者は珍しくありません。
慣れると耐性がついてくるので平気なのですが、慣れてない方は以下の順で食材を手に入れることを おススメします。
⬇︎ レストラン |
⬇︎ スーパーマーケット |
⬇︎ 市場(マーケット) |
⬇︎ 屋台 |
⬇︎ カットフルーツ |
特に果物。
買う時に痛んでないものを買う、よく洗ってから食べるなど注意された方がいいです。
カットフルーツ は極力避けた方がいいかもしれません。
バナナ

タイ語名 | クルアイ〜 |
時期 | 通年 何らかの種類のバナナはあるみたい |
金額 | 1房 10バーツ〜(約40円〜) |
オノマトペ | むち |

タイのバナナの種類は、50種類とも100種類ともあると言われています。(有識者ならいざ知らず、一般人は把握してないみたいです)
数十年前、日本にバナナが入ってきた時には、入院患者へのお土産の時にしか買わないという高級品だったとか。
バナナすごい。
タイのバナナはエグミもなく、お菓子のように甘いものが多い。
タイの知人友人が増えてくると、バナナはむしろタダ同然でもらうもの という感じになってきます。
足が早いからというのと、房ごと入手するからというのが理由でしょうが、食べ物をシェアするという感覚がなんともタイらしいですね。
ドラゴンフルーツ

タイ語名 | ケーウマンゴーオ |
時期 | 通年(おいしいのは暑季頃 2月〜6月と言われてる) |
金額 | 1キロ(2〜3個) 35バーツ〜50バーツ(約126円〜180円) |
オノマトペ | ショコショコ….プチ? |

どピンクの、ある意味 狂気を感じるその姿が胸キュンさせてくれるドラゴンフルーツ。
ドラゴン、竜と言われれば確かにそうかもしれない…という感じです。
見た目のインパクトと違って、しつこい甘さはなく意外とあっさり。
赤い実と白い実があり、赤い実の方が甘くて人気があるようです。お値段も赤い方が、お高いですね。
そのまま食べても十分おいしいのですが、甘みが足りないと感じる方はハチミツをかけるのだそうですよ。
食感は、ショコショコ.…種の食感がプチプチ。

おいらは皮をむしって ガシガシ 食べるけど

野獣
釈迦頭(シュガーアップル、バンレイシ)

タイ語名 | ノイナー |
時期 | 6月〜9月 |
金額 | 1キロ 40バーツ〜60バーツ(約144円〜216円) |
オノマトペ | ジャリ..むにょ…とろ.. |
お釈迦様の クルクル 頭部(螺髪)に似ているから、その名前が付いたのだとか。
英語名はシュガーアップル。個人的にはりんごの味は感じられません。
シュガーというくらいに甘みが強いのと、口に入れた瞬間 ジャリジャリ とグラニュー糖のような食感がする不思議な食べ物。
手で触ると ホロホロ とほどけるように、やわらかくなったら食べ頃です。

螺髪(らほつ)って
超 長い髪の毛が まるまってるという知恵の象徴なんだよ
その部分をむしって食べちゃうあたり、なんだヵ..

みなまで言うな
ココナッツ(マプラーォ)

タイ語名 | マプラーォ |
時期 | 通年 |
金額 | 1個 25バーツ〜40バーツ(約90円〜144円) |
オノマトペ | とぅるんとぅるん → むちむち → ボリボリ |

その存在が尊い 人類の至宝 ココナッツ。
実際に現場に立ち会ったことはないですが、途上国の点滴として使われていたことがあるのだとか。
ジュースを飲んだ後は、実を削って食べることができるので、丸ごと買う楽しみでもあります。
ココナッツが若ければ若いほど実の部分は半透明で柔らかい。
収穫が遅れると段々と白くなり、最後は歯が立たないくらい硬くなります。
それを ボリボリ と食べることも可能です。
また、まわりの殻の部分を ナタ で器用に剥いて、白い実の部分を上手に取り出すプロたちがいます。
普通に買うよりお高めですが、技術料ですね。旅のネタになるのではないでしょうか。
動画にしてみたので見てみてください。指を落とさないかと少し ハラハラ しちゃいます。

おいらはこれを
ココナッツハダカ
と呼んでいるのだ

素晴らしいネーミングセンス
ロンガン

タイ語名 | ラムヤイ |
時期 | 7月〜9月(農家さんに聞いたら、9月初旬頃で時期が遅いと言ってました) |
金額 | 1キロ 25バーツ〜35バーツ(約90円〜126円) |
オノマトペ | むちむちプリプリ |
龍の目を意味する 龍眼 で ロンガン と呼びます。
昔の人には、その半透明の実に奥にある黒い種の部分が異形の龍を連想させたのでしょう。(こんな目で見られたら怖そうですね)
食べていると手が ペタペタ してきますが、甘いのにあっさりしていて、いつまでも食べてしまいます。
食感は、ハリがあるやわらかさとでも言いましょうか、むちん としています。
樹木は育てやすく、自宅の庭に植えている北タイの人は多いみたい。
豊作になると値下がりが激しいのですが、収穫の苦労を考えると消費者もあまり安い安いと言ってられないかなぁという印象です。

▲ 友人の実家がロンガン農家なので、遊びに行ってきた時の記事です
ざくろ
タイ語名 | タプティム |
時期 | 9月〜11月 |
金額 | 1個 40バーツ 〜 50バーツ(約144円〜180円) |
オノマトペ | ぷちぷち |

昔は、日本でもよく見かけていたザクロ。
今は観賞用としてのみ生産されており、日本での食用品の生産はわずかなのだそうです。
タイでは屋台のジューススタンドでも簡単に手に入ります。しっかり甘くておいしい!
そのルビーのような実は日に透かしても美しいし、大事に一粒一粒口に入れたくなりますね。
種がとても多いのですが、種に含まれるビタミンCがお肌を若々しく保ってくれるのだとか。
ザクロは様々な宗教の経典にも出てくる果物で、種の多さが 子孫繁栄 を、禍々しい赤が 災厄 を、また女神の 生殖器 を表し、人肉の味 がするという俗説もあります。
古代から人類を誘惑してきたフルーツなんですね。
ランブータン

タイ語名 | ンゴ |
時期 | 5月〜8月 |
金額 | 1個 25バーツ〜40バーツ(約90円〜144円) |
オノマトペ | とぅるんとぅるん → むちむち → ボリボリ |

ウニのようにトゲトゲ が出ているその見た目にギョッとするかもしれません。
酸味とさっぱりした味で食べやすく、手に入りやすい価格なのが嬉しいですね。
爪で切れ目を入れて、ギュッ と押すと つるん とむけるのはロンガンと一緒ですが、ロンガンよりハリが強い感じでしょうか。
私はうまく渋皮を剥くができず一緒に食べて、よく イガー と苦味を感じています。
個人的には不器用すぎていつも苦い思いをするトロピカルフルーツです。
なつめ

タイ語名 | プッサー |
時期 | 10月〜2月 |
金額 | 1キロ 25バーツ〜40バーツ(約90円〜144円) |
オノマトペ | シャクシャク |

私は今までこの果物の存在に気がつきませんでした。お店のマダムに何て名前なの?と聞いたら、英語ではわからんと言われました。
あとで英語を話すタイの友人に LINE で尋ねたところ、これは 英語で Jujubeなんだとか。これまたググって調べてみました。
日本で見かける時はドライフルーツになっています。
ナツメ
タイでは生で売られているんですね!
見た目は小さなリンゴ。食感はリンゴと梨の間のみずみずしい シャクシャク した感じ。品の良い甘さで、いくらでも食べられてしまいます。
パイナップル
タイ語名 | サパロット、ナンレーパイナップル |
時期 | 2月〜9月 |
金額 | 1キロ 25バーツ〜40バーツ(約90円〜144円) |
オノマトペ | カリカリ |
この動画のちっちゃなパイナップルは、北タイ(主にチェンライ県栽培されている)のパイナップルなのだそうです。
握りこぶしくらいの大きさなのが特徴で。甘みが強くて、まるではちみつがかかってるの?というくらい糖度が高い。
食感はと言うと、日本人には馴染み深いカリカリ梅に近いと言えばわかりやすいでしょうか….芯まで食べられるからうれしい。
道端のフルーツスタンドのマダムに注文すると、苦味の茶色の部分までキレイに取ってくれます。
パッションフルーツ

タイ語名 | サオワロット |
時期 | 6月〜9月 |
金額 | 1キロ 25バーツ〜40バーツ(約90円〜144円) |
オノマトペ | ジュルジュル |
紫いものような見た目ですが、割って中を見ると黄色の果肉が詰まっています。
酸味があるのにしっかり甘いフルーツ。
種のまわりについたオレンジの果肉をスプーンですくって種ごと食べるのですが、思った以上に捨てる皮の方が多いですね。
表面が ツルツル したものより 少し シワシワ になったものが食べ頃です。
こちらのフルーツもジューススタンドの屋台でよく見かけるので、時期じゃなくても手に入ります。

マーケットのマダムたちはほとんど英語をしゃべりません。
私もすごーーーーーーくカンタンなタイ語しか話せませんが、目を合わせてニッコリ笑えば大丈夫。
アジアのマーケットで無理して英語を話すより、簡単な現地の言葉とスマイルの方が仲良くなれます。

旅人は
危険察知能力と サバイバル能力を磨くのだ
食用ほおずき(ケープグースベリー)

タイ語名 | トンテーン |
時期 | 10月〜 |
金額 | 1個 25バーツ〜40バーツ(約90円〜144円) |
オノマトペ | ぷちん |

日本の田舎でもたまーに売られていますね。
タイでは、山の方、特に山岳民族の方々が食べるものだそうです。
乾季(10月〜)に入ってから年明けまで出回るようで、トマトのかわりにサラダに入れて使うこともあるとか。
ストロベリートマトという別名もあり見た目はトマト、味はストロベリーみたいに甘みが強いです。
痛みやすいので枯れた花の部分に付いたまま売られています。
買ったら早めに食べきっちゃいましょう。

基本的に山岳民族の食べ物で
タイでも保守的な人は食べたがりません

そこは民族間の微妙な軋轢があるんやな
さいごに

いかがでしたか?
今回はタイのトロピカルフルーツを食べる時の臨場感を、オノマトペと一緒にシェアしてみました。
市場に行けば、紹介できないくらいのたくさんのフルーツがありますので試してみてください!
チェンマイ旅行の楽しみにしちゃいましょう!

お腹の具合だけお気をつけください!( ゴロゴロ)