Chiangmai-immigration
東南アジアを拠点に旅をしながら、居心地の良いタイの古都チェンマイで中短期滞在しています。
きっと同じように旅している間に、タイのあまりの居心地の良さに滞在を延長したいという方が多くいらっしゃるのかな、と思います。
移住というと話は大きくなってしまうけど、気軽にビザが申請できる範囲で1〜2ヶ月のプチ移住したいなという方にもおすすめの国 タイ。
今回はそのような状況の私が、いつもどうやってイミグレでビザを延長してるのかを、写真率多め、申請用紙記入例付き で分かりやすくシェアしますね。
イミグレ終了
— なもたん ▶︎ 🇹🇭チェンマイWEBサイト|更新中 (@namotan2019) October 16, 2019
現地で書類を書いて
コピーして
提出して
全部で1時間くらいでした
毎回行く時間を変えてるけど
やっぱり朝1番が早いでしょうか🤔
かかったお金は
延長料金 約6800円
コピー代 約21円
(写真代 約50円
前の分を使用)
バス代往復 140円
合計 7011円
1ヶ月で計算すると3530円 https://t.co/iLeXjsFtUu
ここタイで、外国人である私の状況
● 日本から入国(一時帰国後) |
● ノービザ滞在中 20日目 |
● 現在地は チェンマイ |
● 翌月末に一度 タイ国外へ出国予定 |
この時の私の状況はこんな感じです。
とりあえず欲しいのは、入国日からノービザ30日 + 最大延長の30日 の観光ビザ。

トータル 60日の滞在許可が ほしい
60日間(2ヶ月)滞在したい *選択肢は3つ
① ミャンマーへ一度出国する(ビザラン)*400バーツ〜1000バーツ |
② ラオスへ一度出国する(ビザラン)*1,000バーツ〜2,000バーツくらい |
③ イミグレーションで手続き *1,900バーツ |
厳密に言えば他の選択肢もありますが、出費を抑え、なおかつあまり時間がかからない方法かなと思います。
① ミャンマー(メーサイ国境)へビザラン
メリット | デメリット |
● 安い | ● 片道 4時間 往復 8時間 |
● 陸路で国境越えを経験した人には良い | ● 車酔いしやすい人は、酔い止めを携帯したほうが良い |
● 一日で帰って来れる | ● 丸一日潰れる |
② ラオスへビザラン
メリット | デメリット |
●安い | ● 片道 4時間〜 往復 8時間〜 |
● 一日で帰って来れる | ● 丸一日潰れる |
●60日以上の観光ビザも取得できる | ● その場合は2〜3日の宿泊になる |
一度に120日以上ノービザで滞在したい方は、ラオスのビエンチャンのタイ領事館の審査が甘くて、てっとり早いですが、近年は少しづつ厳しくなってきているようです。

タイから国外(隣国)へ出て
戻ってきたら
またノービザからスタートできるってことだよね?
陸路だったら安いし

その通り
だけど、西洋人中国人含めてそういう人が多いから
タイ政府が 陸路入国は年に2回までってお触れを出してるな
最近は

うぬぅ
ともだちのオーストラリア人は 今年4回 陸路で入国しとるのに….

係官のご機嫌次第 賄賂かもしれんが
無理をするのも面倒やん
隣国への一時出国(ビザラン)は日本では経験できない陸路での国境越えを経験した方や、観光ビザを取得する目的の方にはむいていると思います。
③ 外国人出入国管理局(イミグレ)で手続き *1,900バーツ
メリット | デメリット |
● アクセスが良い(旧市街から車で15分) | ● 30日滞在を伸ばすだけで約6800円 |
● 早い時は30分程度で取得可能 | ● 多い時は5時間以上待たされる |
● 1900バーツで簡単に30日間 滞在延長できる | ● 無駄金な気もしてくる |

5時間以上も待たされるんやで!?
朝イチで行ったがええな

待つのにイライラ せんと
遊びにいくぞ〜くらいの感覚の方が気がラクなのだ
ケータイのバッテリーを持って行こう
イミグレーション へ行こう

今回は、イミグレーションに行くという選択をしました。
現在の居住地であるチェンマイのイミグレーション(外国人出入国管理局)は、チェンマイ空港近く。
そちらへ、お金を納めに、いえ、届けを出しに行きます。
行き方は、循環バス、ソンテウ、タクシー、GRABタクシーなど

今回の記事は、「お金とパスポートは持ってきたけど、写真もコピーのも用意していないプチ移住初心者コース」でお届けいたします。
場所を地図で確認する▶︎ チェンマイ入国管理局
名称:チェンマイ・イミグレーション・オフィス(入国管理局事務所)
WEB : HOME PAGE
場所: 71 ถนนสนามบิน Suthep, Mueang Chiang Mai District, Chiang Mai 50200
電話 : 053 201 755
時間: 7:30am〜4:30pm
用意していくもの

① お金 |
② パスポート |
③ 出国カード |
④ 写真(6センチ×4センチ 一枚) ※現地で用意も可能 |
⑤ 青か黒ボールペン ※現地で用意も可能 |
⑥ スマイルと身綺麗なかっこう |
① お金
延長申請料金 1900バーツ(約6800円)が必要です。2019年10月 現在
② パスポート
海外で自分の身分を証明するパスポートは必携です。
その昔、別の国にて。イミグレに行くのに、パスポートを忘れるということをやらかしました。
もちろん申請できるはずもなく、交通費という名の寄付をしたとです…..(遠い目)
③ 出国カード
タイ入国時に書いた半紙です。
入国時のイミグレの審査官にもよるのですが、パスポートにホッチキスで止めてることが多いです。
④ 写真(6センチ×4センチ 1枚) ※現地で用意できる
結構大きめの写真です。
ネットの情報では、背景が白でないといけないと書かれていたりするので、申請場所にもよると思います。
私はまた撮り直すことになるのが面倒だったので、随分前に現地で撮ってもらいました。(5枚 100バーツ)その写真がまだ余っているので、地道に消費していっています。
⑤ 青か黒ボールペン ※現地で用意できる
タイのボールペンの色の主流は青だそうで、公式の場では青を使用するのだそうです。
もちろんイミグレにもボールペンの用意はあるのですが、インクが出ない & 本数が足りないことがあるので、ボールペンは用意していた方が無難かもしれません。
ちなみに私はいつも青いボールペンを忘れて、黒で書いた書類を、最大限のスマイルで提出してますが、何も言われたことはありません。
ただし、係官によっては却下されるらしいので、やっぱり青いボールペンが良いと思います。
⑥ スマイルと身綺麗な かっこう
バックパッカーのユニフォームとも言われるボロボロに破れたTシャツは、確かに治安がよくない地域では有効です。
ただし、イミグレーションは公的機関であるため、男性の方はヒゲを剃ったり女性の方もヒッピー風の服装で行かない方が、係官の心象が良いと思います。
普通の格好で、スマイルを忘れなければ、そんなに問題ないと思います。
このサイトを読んで下さっている方は、本気のバックパッカーではないかもしれませんが、念のため….
申請書を書こう(記入例あり)

建物の入り口に入る前に、申請用紙が置いてあるので、ここで記入しましょう。
私はいつも現地で書く派ですが、次回のために数枚持って帰って、書いて持ってきた方がすぐ提出できると思います。

何故なら、余計なものを部屋に持ち帰りたくないのと
数ヶ月後に使うかどうかわからないものを しまい込んで
どこに行った!?って探し回るのがイヤだから

人生の優先事項は人によって違うねんな

今回記入する紙は、右側のノービザの(30日)延長申請「 TM7 」です。
TM7用紙の書き方*見本あり


今回の記事の詳細はこの2枚に集約しちゃっていますが、もうこれを見ながら書いたらOKだと思います。
ポイントは、字が綺麗である必要はありませんが、走り書きではなく丁寧にわかりやすく書くことでしょうか。
そしてこの段階で、写真を持ってない方は、まだイミグレの建物の中に入る必要はありません。
書類を書き終わったら、イミグレを出て、横断歩道がない片道三車線の道路を死ぬ気で渡って、道路向かいの白い建物に向かいましょう。
道路の向かい側の白い建物へ▶︎ THE COLONEL

猛スピードで車が走って行く道路を渡り、木の向こう側にある 白亜の建物へ向かいます。


ビザの代行サービス会社やわ
代行もできるし、コピーも写真も撮ってくれるんや
中にカフェもあるから
待ち時間長そうだったらこっちで待ってもええやんで

行政 と 民間の代理業者の蜜月がちょっぴり気になるな!

写真を用意してきてない方は、建物内の写真サービスで撮ってもらいましょう。
料金は、五枚で100バーツ。
ここはビザを代行してくれる業者なので、サイズも、背景カラーも特に指示しなくてもやってくれます。
もちろん街の写真屋さんでも構いませんので、より安さを求める方はそちらで撮って来た方が安いでしょう。
申請用紙に必要な写真は一枚だけなのですが、五枚セットなので四枚余ります。
次回のために失くさないようにしましょう。(私は以前の写真が余っていたので今回は撮り直していません)


右手には、コピー屋さん兼 カフェ。
先程記入した申請用紙に、写真をしっかりと貼った状態でコピーをします。
ここで「ノリがない!」と叫ばなくても大丈夫です。
お店のお姉さんに言えば、糊を貸してもらうことができます。
申請用紙の用意ができたら、パスポートと一緒にお姉さんに渡しましょう。
こちらでも特に指示しなくても、お店の方が必要なページをコピーしてくれます。
全部で6バーツ(約21円)

またイミグレへ戻る

写真を撮り、書類をコピーして、提出書類が全部そろったら、また先ほどの道路を横断してイミグレへ戻りましょう。

用意した書類に、1900バーツを添えて提出すると、番号札が渡されます。
この時に1000バーツ 二枚で支払って、お釣りが返って来ない!となりますが、大丈夫です。一番最後に返してもらえます。
ただ、ご自分でも忘れないようにお気をつけくださいね。

整理券がもらえます。

電光掲示板に表示されるのを待ちます。
以前は2時間くらい待っていましたが、曜日や時間帯にも左右されますね。お昼前(11時頃)に来た時が一番時間がかかった気がします。
電光掲示板に番号が表示されたら、カウンターに行きます。この時は写真を撮られるだけなので、また待つように指示を受けます。
それからまたしばらく待って、今度は名前を呼ばれます。
書類を受け取って、終了です。
おわりに

今回は、イミグレに到着してから1時間後には解放されました。
ビザ延長(TM7)の流れはこんな感じです。
タイが気に入って、30日だけでは物足りない!という方は +30日 のビザ延長をすることができますので、参考にしてみてくださいね。
追伸: お釣りはバチーンとした状態で返ってきます。

イミグレ職員さん、バチーンする場所をちょっとでも間違えたら
秘密警察に連行されるんやなかろうか…

シーッ!