Free Bird Cafe
タイの古都 チェンマイ旧市街から北西へ15分ほど歩くと、落ち着いた住宅街の中に広い駐車場を有するカフェがあります。
そして、そのカフェの人たちは、自分たちで、自分たちのことをこう呼びます。
”理由(ワケ)ありカフェ”
そう。オーナーからスタッフさん、果てにはお客さんまで巻き込んで壮大な ”理由(わけ)”で運営されています。今回はそんなお店をシェアしますね。

さくっと理由を説明すると
ミャンマーのこどもたちを支援する団体が母体のカフェなんだよね

いや、
あの、
もうちょっと
もったいつけた方が….

まぁまぁ
聞いてよ
free bird cafe(フリーバードカフェ)

チェンマイでも街中でも大きな一軒家が立ち並ぶ通りにそのカフェはあります。見過ごすことができない白い敷地と、白い平屋の建物、”LOVE”と大きく書かれた壁。
オーナーのリサさんは、セントルイス出身のアメリカ人。
チベット、インドやビルマ(ミャンマー)でボランティア活動後、ミャンマーとの国境に近い都市であるチェンマイで、ミャンマーとタイの国境付近の山岳民族を支援するために、このカフェの母体である団体を立ち上げたのだそうです。

建屋は大きく分けて二つ。
- レジカウンター、物販の建物
- イートインスペース


正面の棟の中にあるレジカウンターにはフードやドリンクのメニュー表が置いてあります。
好きなメニューをレジのお姉さんにオーダーして、お会計を済ませます。
そうすると、こんな大きな木札が渡されます。
木札をもらったら、隣の棟で好きなテーブルに座っていてもいいですし、見応えある物販コーナーで自分のフードができあがるまで時間つぶしして待ってもいいですね。
物販コーナーは後述しますね。
イートインスペースは大きく窓が採られているので、気持ちの良い風が入ってきます。

女神に相応しい スムージーボウル スピルリナ (2019/09 再訪)


このお店の看板メニューでもあるスピルリナのスムージーボウルを注文してみました。
お店の方曰く、このスムージーボウルは 【女神】の名に相応しいと自信を持っておっしゃいます。
スムージー
・グリーンゴールデン スーパーフード スピルリナ
・ココナッツミルク
・フローズンマンゴー
トッピング
・バナナ
・ドライココナッツ
・黒ごま
・マンゴー
・ドラゴンフルーツ
・バナナ
・ゴジベリー
・チアシード

スピルリナって、インク?絵の具みたいだね

先生さま
地球最古の植物で水中で育つ藻の一種。植物性でありながらたんぱく質が豊富。アミノ酸、ビタミン、ミネラルに加え、食物繊維、不飽和脂肪酸など50種類以上の健康・栄養成分が含まれています。少量を料理やデザート、ドリンクに混ぜて食べる。 出典:一般社団法人 日本スーパーフード協会

要するに
コケ的な(語弊)
ココナッツミルクとマンゴーをミキシングしているスムージーは、甘みとトロミがあり、あっさりしていて食べやすいです。
トッピングにはナッツ類や、フルーツもたくさん乗っていて、腹持ちがいいですね。
スムージーボウル自体は、食べたあとにお腹が重くなったり、張ったりしないので、大事な会議などの仕事の前に食べるのがおすすめです。西洋の人たちは、朝食べている人が多い印象です。
かぼちゃのサラダを注文してみました(2019/07)

こちらは、別の日。
Free Bird Cafeさんはサラダの種類も豊富なので、選びがいがあります。
かぼちゃを生で食べるのもおいしいので、この日は、かぼちゃのサラダを注文しました。
しっかり揉んで、やわかくなったところにニンニクベースのドレッシングを染み込ませてました。
このサラダは、普段ニンニクを常食しない私には強すぎましたが、ニンニクが好きな方はお好きだと思います。
かぼちゃのサラダも腹持ち良いのがうれしいですね。


各テーブルには、ゲストのメッセージブックがありました。(各テーブルってところがミソ)
こういうお客さん同士の交流をうながすようなお店は、自分のお店づくりに自信があるんだろうな、という印象です。
世界中のファンの方のあつーいメッセージが書かれているので、どうぞ行かれた方は、読んでそしてメッセージを書いてみてくださいね。
水や、フォーク、ナイフなどはセルフサービスでしたので、入り口横のウォータータンクから、各自とって行くシステムです。
また、こちらのお店は毎週水曜日の12時のランチの時間に、ノマド女子の交流会を開催しています。
私が行った時は、ほぼ西洋の方々 20人くらいで構成された女子会が開催されてました。

どこの国の女子も話す内容はほぼ同じ
仕事、食べ物、恋

男子ガクプル……..

屋外のテーブルはリラックスできる


来るたびに進化しているこのお店。
以前にはなかった小上がりができていました。ここで長居するお客さん多そう…
室外の各テーブルには、虫除けスプレーが設置されているのは変わりません。
街中でも蚊はいますので、どうぞしっかり予防されてくださいね。
My Best Life CNX – ゼロ ウェストショップ –


また店内には ZERO WEST STORE(ゴミを出さない店)が併設されています。
昨年、鼻にプラスチックストローが刺さったままの海ガメの映像が世界中に衝撃を与え、それが後押しとなって、多くの国でプラスティックゴミを減らそうという流れになっています。
画像は「海ガメ、ストロー」で検索できると思いますので興味ある方はググってみてくださいね。
個人的には、自分で気に入った物を持ちたいし、かわいいから気に入っているので、マイ箸とマイストローをこちらのお店で買って持ち歩いています。

カカオニブやスピルリナなどの、スーパーフードの量り売り。実験室のような雰囲気。
容器を買うこともできますが、自分で持ってくると節約できます。

こちらはシャンプー、ボディソープ、洗濯洗剤などの量り売り。

こちらは洗って再度使える布製ナプキン。大中小のサイズから選べるので多い日も安心。
▼ ZERO WEST STOR は、こちらのコワーキングスペースにも併設されていましたよ
Pre-Loved Charity Shop – リサイクルショップ –




また、ショップの奥にはセカンドハンズ(リサイクルショップ)もあります。
いらなくなった衣類やアクセサリーなどを寄付すると、お店が代わりに売ってくれます。
それがミャンマーのこどもたちへのチャリティーになるとのこと。
世界中から来た旅行者の、持ち物だった物、なのであまり目にしないものばかり。
ここだけで、世界中の物が探せちゃうかもしれません。何よりほぼ20バーツ〜100バーツくらいなので安い!
要チェックのお店ですよ!

チェンマイ旅行に来る西洋女子、そしてノマドワーカーの女性たちの間では、もし捨てていくものがあれば、こちらのお店に寄付していくというのが、一つのステータスになっているとか。
これは日本女子もマネして、旅の思い出にするのもいいかもしれません。
今回は、チェンマイ旧市街からニマンヘミンに向かう道の途中にあるこんな理由(ワケ)ありなカフェをシェアいたしました。お散歩のついでにいかがですか?
【お店の情報と地図】 ”free bird cafe“ チェンマイ
WEB : Facebook page
場所:14 ถนนศิริมังมังคลาจารย์ Mueang Chiang Mai District, 50200
電話 : 099 351 4404
時間:9am〜9pm
▲ 布ナプキンは洗って何度も使えるからいいです