TCDC Chiang Mai
ノマドの聖地とも言われる タイの古都チェンマイ。
バンコクほど都会ではないものの、日本で育った私たちにも不便がない暮らしと治安、そして落ち着いたカフェ環境。
ノマド仕事のワーケーションにもチェンマイ滞在を選ばれる方も多く、国籍を問わずカフェで熱心に作業している人をよくみかけます。
もちろん、カフェで作業もいいのですが、集中して仕事をするのに無音の図書館は最適。今回は、チェンマイでノマド仕事しやすい国立のコワーキングスペースという、パソコン作業にはもってこいの場所をシェアしますね。

ここ有名だし
いまさら感ない?

そげんことゆうたかて
こんかよかばしょば
むしするわけにいかんめーもん

…………….?

今更感の場所ではございますが
このサイトからノマドワークスペースを知る方も
いらっしゃると思いますので
あくまで、わたくしの切り口でお伝えしますね
TCDC Chiang Mai(ティーシーディーシー チェンマイ)


TCDCさんの場所は、チェンマイ旧市街の中心であるターペー門から北東の方向へ(ピン川方面)行くと三角屋根が目印の黄色の建物があります。
タイのデザインらしくモダンで、そして一見して目立つので方向さえ間違わなければすぐにわかると思います。

メリット
・アート、デザインなどの美術書が豊富
・とにかく安い

デメリット
・立地が不便
・たまに寒いから上着かブランケットが必要

一階のガラス張りのミーティングルームを抜けて、エレベーター、もしくは階段で二階にあがります。
二階にあがるとすぐレセプションがあるので、受付をすませ、静音室(クワイエットルーム)と会話室(キッズルーム)で席を確保する流れです。
静かに作業したい方や、読書をする方は静音室を、また電話やスカイプ通話をされる方は、キッズルームを選択されてください。
(キッズルームと言っても、あまりキッズが利用しているのを見たことがありません…)

おねえさん
必要なもの
・パスポート
・PCなどの作業道具
・お金

……ぱすぽーと…(失念)

おねえさん
国の機関を利用するのにIDもたずに来るとは
何事でございますか

ごめんなさい
ごめんなさい
この無害(に見える)な顔を、とくとご覧ください
何も悪いことをするはずないじゃないですか
善人とはそうおいらのことです

おねえさん
しょうがないですね…
今回だけおおめにみましょう
この時はすっかり自分が外国人であることを忘れて、パスポートを持たずに行ってしまったのですが、よく考えたら、ID(身分証明書)が必要なのは当たり前ですね。
ありがたいことに、受付の方のご好意で1dayパスを発行していただけました。
(この場を借りてありがとうございます….!)
このサイトをご覧になって足を運ばれる方は、パスポートをお忘れないようにどうぞお気をつけくださいね。
【利用料金】TCDC Chiang Mai (2019/09 現在)
※タイ国民の料金とは異なります
一年間で600バーツは破格料金ですね。チェンマイ滞在期間が短くても6日いけば元がとれます。
▲ 旧市街の北門近くのコワーキングスペース Punspace Wiang Kaew店、緑豊かで大好きですが値段を比べると考えてしまう….

館内はアートデザインの図書館だということで、施設内にはデザインの本が整然とならんでいます。
タイ語はもちろん、英語や他の外国語、そして日本語の美術書がありアートに興味がある方はびんびんに刺激を受ける場所だと思います。
昼の時間帯は、ノマドワーカーや大学生風の方が多く、夕方からは学校帰りの高校生や中学生も多く、熱心に勉強している姿をいらっしゃいました。
チェンマイには、中短期問わず、多くのノマドワーカーさんがいらっしゃいますね。私もその1人なので、こうやって熱心に何か作業をしてる人のとなりで自分も仕事していると捗るのでありがたい環境です。
飲み物の持ち込みは可能

館内にはフリーのウォータータンクがありますので、のどが乾いたらそちらを利用できます。
小さなコップも付属ありますので、マイカップを用意する必要はありません。
また、フードの持ち込みはできませんが、コーヒーなどの飲み物は可能です。
ただし、テーブルや、蔵書を濡らさないように、カウンターにはコルクのコースターを用意されているので、そちらを利用してくださいね。

コップを直置きしてると警備員さんが飛んでくるよ

水滴に目を光らせているのだ
▲ チェンマイでノマドワークする方は、【ニマンヘミン〜旧市街北西部で行きたい ノマドカフェ10選】もシェアしていますので、どうぞ合わせてご覧ください。
一年会員になる方法

一年会員になるには、2階にあるレセプションカウンターで受付をします。

タイ語、英語が得意でない方も、「1 year」と言えば通じるので大丈夫ですよ。1年間600バーツ(2103円)で定休日以外はいつでも、営業時間内なら何時間でも使えるという脅威のコスパです。
受付はスタッフさんが誘導してくれますので安心して話しかけてください。


スマホでQRコードを表示させて、スキャンさせて入場をするシステムです。
ですので、すぐ取り出せるように、QRコードのスクリーンショットを保存しておく必要があります。
すべてをAIで管理してるので、最初の受付をしてしまえば、あとはぴぴっと入場するだけです。

一年会員の場合は、スマホを忘れず持って行ってくださいね
一年会員はメリットがたくさん

一年会員にはたくさんのメリットがあります。
スタッフさんにお願いすれば、ヘッドフォンやタブレットの貸し出しが無料でできます。
また大型スクリーンなども利用できますので、この年会費で、至れり尽くせりでいいのですか…
お腹へったらどこで食べよう?(選択肢は5つ)
☝︎ 一階にカフェスペースあり

1階にはカフェスペースがあります。コーヒーやカフェオレなど70バーツ〜(246円〜)と少し高めの印象です。
ちなみに、二階へはフード類の持ち込みはできませんので、持ち込みもこのスペースで食べるシステムです。
☝︎ 目の前のカフェでサンドイッチを食べる

▲ ベリーのケーキがすごく美味しかったです。
☝︎ 少し歩いた場所に食べに行く


この近所は観光客むけのエリアではないので、外国人は少ないです。
おしゃれなレストランやカフェはありませんが、地元の人が集うにぎやかな場所でもあるので、ぜひ散策してみてください。
ちなみにTCDC館内にはスタッフさんによるロードマップも貼られています。
ぜひ、気分転換に作業から抜け出して、散策に行くのもアリですね。

☝︎ ムアンマイ市場に行く

おすすめは図書館から徒歩4分の場所にある市場に行くことです。
朝から夕方まで活気がある市場は見ているだけでも弾んだ気持ちになるので、頭のリフレッシュになりますね。果物が安い!
☝︎ Grab Food(グラブフード)
▲ 夕方以降、近隣のお店は閉まってしまうので、デリバリーで夕食を注文するのも便利でよいかと思います。
【まとめ】TCDCを使った感想

バンコクのTCDCはもっと大きくて素晴らしい場所だと、スタッフさんがおっしゃっていました。
確かにチェンマイTDCDは、観光客にとっては近隣に立ち寄る場所が少ないため立地の悪さはあるかもしれません。
しかし、ノマド仕事には最適ですね。意識が仕事に集中できる良い環境だと思います。
いつかバンコクのTCDCにも行ってみたいですね。
今回はチェンマイで一年間2000円で使える、アートデザイン図書館をシェアいたしました。
タイの古都、チェンマイのノマドワークに、こんな国立図書館はいかがでしょうか?
【施設の情報と地図】TCDC Chiang Mai
名称:TCDC Chiang Mai
WEB : HP
場所:1/1 Muang Samut Rd, Tambon Chang Moi, อำเภอ เมืองเชียงใหม่ Chang Wat Chiang Mai 50300
電話 : 052 080 500
時間:10:30am-9:00pm(月曜定休)
【周辺情報】
▲ TCDC の道路むかいにあるカフェ。ケーキのかたわらにサンドイッチがあります!